チームでは、どのくらいの頻度で新しい販売戦略を立てますか?多くのセールスチームはこれを四半期ごとに行います。しかし、四半期ごとに戦略を一から立て直していると、製品を販売するための貴重な計画時間を失ってしまいます。
四半期ごとに販売計画を立て直す代わりに、Asana の無料販売計画テンプレートをお試しください。
販売計画テンプレートは、セールスチームの戦略や成功評価指標、最終目標の設定に役立つ再利用可能なフレームワークです。このテンプレートには、セールスチームの目標やターゲットオーディエンス、収益目標を含めることもできます。
それがなぜ重要かというと、チームが四半期の販売計画を立てる度に、一からやり直すということはせず、Asana の無料販売計画テンプレートを叩き台として使用できるためです。これはチームにとって戦略のベースとなるため、プロセスを促進するのに役立ちます。そのため、対象の期間に設定した成功評価指標や目標、担当業務を入力するだけで済みます。
販売計画テンプレートには、いくつかの異なるコンポーネントがあります。これらのコンポーネントは、ソフトウェアのセールスチームと小売のセールスチームとでは異なるという具合に、所属するチームによって内容が異なる場合がありますが、以下のようなものが最も一般的です。
収益目標: セールスチームに選択した期日までに達成してほしい収益の目標を指します。
チーム構造: チームの誰が何を担当するのかを提示します。具体的には、マネージャーや専属のチームメンバー、そして誰が誰にレポートすべきかを明確にします。
重要な期日とマイルストーン: セールスサイクルに関連する重要な日付や期日を指します。
直接責任者 (DRI): 特定のタスクやプロジェクトの一部を担当するチームメンバーを指します。
チームの働き方や販売戦略によっては、以下のような情報を追加してもよいでしょう。
現在の市況: 1 年の特定の時期において、見込み顧客が製品を購入することについてどう感じているかを理解するための、景気に関する情報などが考えられます。たとえば、このセクションには PEST 分析などの情報を追加できます。
ターゲット市場や理想的な顧客プロフィール: 販売相手となる理想的な顧客に関する情報を指します。セールスチームがターゲットオーディエンスを把握し、最適な販売方法を理解するのに役立ちます。
競合他社データ: 競合他社に関する情報を指します。競合分析から得られる情報を見ると、自社と競合他社の製品やサービスの違いが明らかになるため、セールスチームが優位性を高めるのに役立ちます。
Asana の無料テンプレートを使って販売計画を立てるのは、いたって簡単です。以下に、そのステップをご紹介します。
現在の販売プロセスを分析する。チームの販売プロセスに反復的なタスクが含まれている場合は、それらすべてのステップをテンプレートに取り入れることをおすすめします。そうすれば、セールスマネージャーは、新しい販売戦略を立てるたびにタスクを手動で繰り返すという手間を省けます。
主軸となる販売目標を立てる。年間をとおして、必ず四半期ごとにチームに達成してもらいたい主要目標を明確に示す必要があります。これにより、チームは販売目標に最も大きなインパクトを与える作業に集中して取り組めるようになります。
成功評価指標を決定する。販売目標と事業目標を紐づけることは、販売計画テンプレートの作成において重要な要素です。販売計画テンプレートには、特定のタスクと大きな目標とのつながりをチームが正確に把握できるよう、成功評価指標のセクションを設けます。ステップ 2 で決定した販売目標に直結する指標を設定しましょう。
実行可能なステップを記録する。Asana の無料販売テンプレートを使用すると、ステップ 2 で定めた目標を達成するためにチームが取り組む実行可能なステップを簡単に記録できます。このセクションでは、取り組んでいる作業が目標達成に役立っているかどうかを正確に評価できます。
チームに重要な背景情報を提供する。販売計画テンプレートには、競合他社の調査や市況、個別の顧客プロフィールといった情報を含めます。この情報は、更新や複製を行うことで、その後の販売計画にも使用できます。
ゴール: Asana のゴール機能で目標を設定すると、その達成に向けて行う作業に直結できるため、チームメンバーは何を目指しているのかを簡単に確認できます。目標とその達成に向けた作業が分断されていることはよくあります。チームや会社の目標を、それを支える作業と結びつけることで、チームメンバーは、自分の仕事がチームや会社の成功に直接的にどう貢献しているかをリアルタイムかつ明確に把握できるようになり、結果としてよりよい意思決定を行えます。必要に応じて、会社の戦略に沿ったプロジェクトを特定し、測定可能な結果 (パフォーマンス) につながる仕事を優先することもできるようになります。
レポート: Asana のレポート機能は、プロジェクトデータを視覚的なチャートや理解しやすいグラフに変換します。仕事が行われている場所でレポートを作成することで、無駄な重複作業を減らし、不要にアプリを切り替える手間を省くことができます。また、チームのすべての仕事がすでに Asana に集まっているため、どのプロジェクトやチームからでもデータを引き出し、一か所で何が起こっているのかを正確に把握できます。
オートメーション: 手作業を自動化することで、チームは忙しいだけの無駄な作業に費やす時間を減らし、本来の業務に専念できるようになります。Asana のルールは、トリガーとアクション、つまり「X が発生したら Y を行う」という基本的な仕組みに基づいて機能します。ルールを使用して、作業の自動割り当て、期日の調整、カスタムフィールドの設定、関係者への通知などを行います。単発のオートメーションからワークフロー全体まで、ルールを活用することで、チームはスキルを要する仕事や戦略的な作業に取り組む時間を取り戻せます。
マイルストーン: マイルストーンは、プロジェクトの重要なチェックポイントを表すものです。プロジェクトにマイルストーンを配置することで、目標に向かってどのようなペースで進んでいるかを、チームメンバーやプロジェクト関係者に知らせることができます。さらにマイルストーンは、プロジェクトの大きな目標に向かう過程で、小さな成果を一つ一つ祝う機会にもなります。
Salesforce: セールスチーム、カスタマーサクセスチーム、そしてサービスチームが Asana 上で直接サポートチームとコミュニケーションをとれるようにして、ボトルネックを解消します。添付ファイルを共有し、取引成立前のニーズを満たす実行可能かつ管理可能なタスクを作成しましょう。Service Cloud を使用すれば、導入支援チームとサービスチームが Asana 上で直接サポートチームとコミュニケーションをとれるようになり、素晴らしいカスタマーエクスペリエンスを提供できます。
Zoom: Asana と Zoom は提携を結び、チームが目的意識を持ち、集中して会議に参加することをサポートしています。Zoom と Asana の連携により、会議の準備やアクションにつながる話し合い、そして通話後の情報へのアクセスが簡単になります。Asana で会議の議題を共有し、これから話しあう内容や経緯が明確な状態で会議を始められます。会議の際、チームメンバーは、Zoom 内ですばやくタスクを作成でき、詳細やアクションアイテムを見落とすことはありません。会議終了後は Zoom と Asana の連携により、会議の文字起こしや録画が Asana に取り込まれるため、コラボレーターや関係者は必要に応じて会議を振り返ることができます。
Gmail: Asana for Gmail との連携を使用すると、Gmail の受信トレイから直接 Asana タスクを作成できます。Gmail から作成するタスクにはメールのコンテキストが自動的に含まれるので、それまでの経緯を完全に把握できます。メールの作成中に Asana タスクを参照する必要があるときは、わざわざ Asana を開かなくても、Asana for Gmail アドオンを使い、直接 Gmail の受信トレイから簡単にそのタスクを検索できます。
Slack: Slack 上にあるアイデアや仕事のリクエスト、アクションアイテムを追跡可能な Asana のタスクやコメントに変換しましょう。ちょっとした質問やアクションアイテムが、期限と担当者つきのタスクに変わります。仕事を簡単に取り込めるので、やるべきことが Slack の中に埋もれ、流れることはありません。
CRM は取引内容や顧客情報を整理するためのものですが、セールス部門のイニシアチブの計画、管理に対応しているのは Asana だけです。今すぐ無料トライアルを始めましょう。