分散ワークおよびハイブリッドワークスタイルの世界では、コラボレーションを促進し、部門間の可視性を高めるシームレスなワークフローを構築することが、組織にとってこれまで以上に重要になっています。そこで、Asana は 200 社以上のアプリケーションパートナーをつなぐ分散型ワークのためのシングルプラットフォームである Asana パートナープログラムを始動しました。
「仕事の解剖学」インデックスによると、ナレッジワーカーは毎日 10 個のアプリを 25 回も切り替えながら仕事をしています。このようにアプリの切り替えが多いと、チームメンバーが仕事の優先順位を決めて実行することが難しくなります。実際に、ナレッジワーカーのおよそ 27% は、アプリを切り替えるときにアクションとメッセージを見落としてしまうと話しています。企業が日常的に使用しているアプリケーションをシームレスに統合することで、チームメンバーはタイムゾーンや場所に関係なく、最も使用するツールで必要な背景情報を見つけられます。
本日は、プロセス管理チームとオペレーションチームのより効果的なコラボレーションを可能にする、新しい ServiceNow との連携をご紹介します。ServiceNow と Asana の間でワークフローを自動化し、チームがどこにいてもインパクトのある仕事をこなすことができます。
この新しい ServiceNow との連携により、社内のサービスチームは ServiceNow のワークフローから直接 Asana でタスクを作成することができるようになりました。チームや使用しているツール間でワークフローをシームレスに統合することで、アプリの切り替えを制限し、手作業を削減します。さらに、チームメンバーは以下のことを行えます。
Asana と ServiceNow の間で連結したワークフローを作成することで、手作業を減らし、アプリの切り替えの必要性を減らす。
ServiceNow のワークフローから直接 Asana のタスク作成をトリガーすることで、主要関係者がアクションを起こすのに必要な背景情報を得られるようにする。
Asana のプロジェクトレベルで ServiceNow の連携を有効にすることで、対面、リモート、または分散チームメンバー全員が必要な情報をリアルタイムで得られる。
クロスプラットフォームでの可視性を高めることで、分散したチームが円滑なコラボレーションできるようになる。
たとえば、IT 部門はインシデントの深刻度に応じて Asana タスクを作成するワークフローを設定できます。ServiceNow でパフォーマンスの問題をログに記録すると、Asana タスクが自動的に作成され、顧客が接続の問題を抱えている可能性があることを営業チームやマーケティングチームに警告します。
Asana を利用するチームは、Asana を離れることなくアクションを起こすことができます。これにより、主要関係者はタイムリーに行動を起こし、チケットを迅速かつ効果的に解決することができます。状況が変化しても、Asana で関係者はリアルタイムの更新情報にアクセスできるため、最新の情報に基づいて作業を進めることができます。
Asana の ServiceNow との連携は、IntegrationHub の Starter プラン (またはそれ以上) をご利用のすべての ServiceNow アカウントと、Asana Business および Enterprise プランをご利用のお客様にご利用いただけるようになりました。
まず、ServiceNow と Asana の両方で連携を有効にします。
ServiceNow Store から Asana と ServiceNow の連携をダウンロードし、画面の指示に従って連携作業を行います。
Asana では、プロジェクトレベルで ServiceNow との連携を有効にできます。「
カスタマイズ」から「アプリを追加」を選択し、ServiceNow との連携を選択します。
Asana パートナーについて詳しくは、こちらのブログ記事をお読みください。