昨年の今頃、私たちは、マーケティングチームやクリエイティブチームが最高の成果を出せるようサポートする新しい機能や連携のパッケージを発表しました。それ以来、さまざまな業界や国、地域のお客様が、Asana を使って、急速に成果を上げ、それぞれの存在感を高めています。しかし、明確に定義されたプロセスやワークフローの一元化が有効なのは、マーケティングチームやクリエイティブチームだけではありません。仕事のコーディネートはどんなチームにとっても困難な作業です。事実、世界の知的労働者の 83% が、適切なプロセスが導入されていないために、チームの本来の生産性が発揮できていないと考えています。
そこでお知らせがあります。今回、企業運営やセールスおよびアカウント管理に携わる Asana Business と Asana Enterprise のお客様に向けて、透明性と生産性をいっそう高める新しい機能と連携をリリースしました。これらのすばらしいパワーアップの導入で、重要なプロセスの自動化やスケーリング、レポートなどを、Asana を使ってどう簡単に行えるようになるのか、本ブログ記事でご紹介します。
オペレーションチームは、収益の拡大やカスタマーバリューの実現のためのプロセスを構築する重要な役割を担っています。しかしビジネスの急成長によって、イニシアチブの優先順位をつける、取り組みの効果を測定する、プロセスを調整して組織全体が非効率に陥らないように予防する、といった作業に滞りが生じることも少なくありません。明確で一貫したプロセスを導入しなければ、チームは仕事の大部分のコーディネートが手作業になり、また同じリクエストや質問の繰り返しへの対応に追われることになります。
この企業運営のための Asana によって、チームは組織のベストプラクティスに基づくプロセスを構築・スケーリングして、より迅速にプロジェクトを開始し、最も重要な目標に集中できるようになります。
オペレーションチームは、Asana を使って、以下のような方法でプロセスをスケーリングし、効率を高めることができます。
ポートフォリオ で目標の計画と追跡を一元化する。
新しい Tableau 連携 でリアルタイムのワークフローデータを視覚化する。
フォームを使って仕事のリクエストを合理化する。
ルールを使って、リクエストを自動的に分類し、適切な担当者やプロジェクトに割り当てる。
テンプレートを使って、ベンダー管理、新入社員のオンボーディング、QBR 会議の議題などについてのベストプラクティスを統一する。
企業運営のための Asana について詳しくは、Asana ガイドをご覧ください。
優秀なセールス部門にとって、販売業務はチームスポーツといってもいいでしょう。さまざまな部門のメンバーを絶妙に連係させ、全員で目標やプロセスを共有し、取引成立に向かって突き進みます。でも、引き継ぎの調整や、部門間の説明責任を明確にすることについては、多くのチームでスムーズに進まず、商談の不成立やサービス提供の遅れにつながることもあります。
このセールスとアカウント管理のための Asana によって、チームのコミュニケーションやコラボレーションが円滑になり、容易にお客様の期待に沿うことができるため、より大きな商談の成約や、お客様とのパートナーシップの強化が可能になります。
セールスチームとアカウント管理チームは、Asana を使って、以下のような方法ですばらしいカスタマーエクスペリエンスを実現できます。
新しい Salesforce 連携によって、セールスチームとアカウント管理チームのサイロ化の壁を取り払い、引き継ぎを自動化することで、お客様のリクエストにすばやく対応する。
ポートフォリオを使って、セールステリトリーやアカウント計画についてコラボレーションする。
セールスとアカウント管理のための Asana について詳しくは、こちらをご覧ください。
さらに、マーケティングチームとクリエイティブチームによるプロセスのスケーリングを、これまで以上にスピーディに行う機能強化や新機能の追加も行いました。承認リクエストを使うことで、主要な承認の決定が追跡可能なデータとして記録されるため、ミスや仕事の遅れを防止できます。続いて、初動のアクションをとったら、改良を加えたマルチステップルールを使用して、仕事を前に進められます。そして、初めて使用できるようになった、Asana の新しい Jira 連携では、ウェブ制作チームとウェブ開発チームの間の透明性が向上します。
マーケティングとクリエイティブチームのための Asana について詳しくは、こちらをご覧ください。
ここでご紹介した機能や連携は、Asana Business と Asana Enterprise にご登録のすべてのお客様がご利用になれます。Asana を利用していなくても、ビジネス全体のプロセスを最適化する方法をお探しなら、これらの機能や連携を無料でお試しください。