部門を超えて、組織全体から最適なメンバー、プロセス、アイデアを結集させれば、チームは一緒にすばらしい結果を出せるはず。しかし残念ながらすべてのチームが仕事やコミュニケーションに同じツールを使っているわけではないために、複数部門のコラボレーションに支障をきたし、共通のプロジェクトに遅れが出ることがあります。特にこの問題はテクニカルチームとビジネスチームで起こりやすく、可視性が不十分であることや、重複することもある進捗管理作業の繰り返しによって、互いに依存関係にある仕事が停滞してしまうのです。
そこで、ぜひご紹介したいのが Jira Cloud for Asana の連携です。すべての Premium、Business、Enterprise のお客様は、今すぐこの機能をご利用になれます。Jira Cloud for Asana によって、ビジネスチームとテクニカルチームでワークフローを連結し、共通の仕事をリアルタイムで確認できるようになります。
最近の調査によって、世界中の知的労働者は、ステータスを更新する、承認を受けるといった、仕事のための仕事に労働時間の大部分を費やしていることがわかっています。Asana と Jira の両方をご使用のお客様にとって、このフラストレーションはお馴染みに違いありません。両方のプラットフォームに手作業で更新情報を入力したり、延々と続くメールスレッドを調べてステータスの状況を確認したり、混乱や障害が起こらないように前もって矛盾を解決したりといった作業に、膨大なチームの時間が費やされているからです。
新しい Jira Cloud for Asana の連携によって、Jira の課題を Asana のタスクやプロジェクトに直接リンクすれば、こうした時間のかかる作業が不要になります。タスクを開くだけで、Jira のウィジェットに課題のタイトル、ステータス、優先度、担当者など重要な情報が表示されるので、Asana を離れる必要も、ご自身の Jira アカウントを取得する必要もありません。
仕事の見える化が向上することで、ビジネスチームには次のようなメリットがあります。
セールスチーム: セールスパーソンが製品リリースについての更新情報をリアルタイムに確認できるため、後一歩の商談をまとめやすくなります。
カスタマーサクセスチーム: マネージャーがソフトウェア開発の進捗を確認できるため、お客様に新機能のプレビューを紹介したり、トレーニング資料を改訂したりといった作業ができます。
製品チーム: 製品チームのリーダーは、仕事をスムーズに開発担当へと引き継ぎ、1 つの信頼できる情報源で進捗を追跡できます。
そして、メリットは双方向。Jira で進行中のプロジェクトをビジネスチームがよりクリアに確認できるだけでなく、Jira Cloud for Asana の連携によって、テクニカルチームもビジネスチームとのコラボレーションをより容易に計画し、運営できます。
たとえば、次のようなプロジェクトでは、テクニカルチームにとって、よりスムーズに仕事の引き継ぎが可能になります。
ウェブ制作: 開発者が Jira の課題を Asana 上にあるウェブのロードマップとスプリントプロジェクトにリンクすれば、1 つのプロジェクトを使ってマーケティングおよびデザインチームとのコラボレーションが可能になります。
ウェブデザイン: モックアップが最終的に承認されたら、デザイナーは Asana タスクから、同じタスク説明と添付のついた Jira の課題を自動的に作成できます。これによって、ウェブプロデューサーはコンテンツを複製する必要がありません。
製品リリース計画: リリース計画を開始する準備ができたら、製品マネージャーは Asana のタスクから Jira の課題を作成して、テクニカルチームのスプリントを追跡できます。
Jira Cloud for Asana と、この連携を活用して部門間の可視性と効率を高める方法について詳しくは、Asana ガイドをご覧ください。
チョコレートとアーモンドのように、Jira と Asana は一緒に使うととても相性のいいアプリ。Jira Cloud for Asana を 無料で試して、複数部門から構成されるチームのワークフローをより明快でスムーズなものへと進化させましょう。