仕事がかつてないほど複雑化し、世界中に分散するようになった今、戦略的イニシアチブを明確に定義し、チームの足並みを揃える能力が組織にとって非常に重要になっています。しかし、最新のクラウドツールやテクノロジーを使っても、大多数のチームは、取り組んでいるプロジェクトによって会社の目標に貢献できているのか、確信を持てないのが現状です。
先日行われた、6,000 人を超えるナレッジワーカーを対象とした分散チームの働き方のトレンド調査では、個人の仕事が会社の目標にどう関連しているか明確に理解していた従業員はわずか 26% で、会社が目標の設定や伝達を効果的に行っていると答えたのは 16% に過ぎませんでした。このような意思統一の乱れは、スプレッドシートやスライドで OKR を追跡するなど、ゴール設定がサイロ化され、日常業務と分断されていることの表れです。結果として、チームは会社のミッションにインパクトをもたらさないプロジェクトに、よかれと思って膨大な時間を注ぎ込むことになります。
現在、Asana は、新しい「ゴール」機能によって、日々のプロジェクトやプロセスと、組織全体へのインパクトのあいだを橋渡しできるようになりました。ゴールはフレキシブルな目標追跡システムで、チームリーダーや経営陣に、チームが業務に取り組む同じプラットフォーム上で会社の目標を設定、追跡、管理するための、信頼できる唯一の情報源を提供します。
「ゴール」によって目標を明確に伝え、チームの足並みを揃える
ゴールを使用すると、明確な目標に対してチームの足並みを揃え、必要な仕事を優先することが今まで以上に簡単になります。本日から、Business と Enterprise のお客様は、Asana のゴールで以下の 2 種類の目標を作成できます。
会社の目標: 組織のミッションの達成に結びつく、長期的な目標。
チームの目標: 会社のミッション達成に向けた長期目標を細分化した、短期的な目標。
どちらの場合も、組織の全員が目標を見ることができるため、組織のあらゆるレベルのメンバーが、常に会社の優先事項を明確に把握しているようになります。またこの機能によって、変化が起きた際にも、重要なイニシアチブについてチームの意思統一や、伝達を再度行うために何時間もかける必要がなくなります。直ちに目標を見直して、方針を転換し、会社として重要度の高い仕事を追求することができます。
目標を関連業務につなげて、進捗をリアルタイムで可視化する
どのような目標設定の枠組みを用いていても、目標とそれを支える関連業務を同一のプラットフォームで管理することにより、その 2 つが明確につながります。それによって必要な仕事を優先したり、どの時点のどの部分でイニシアチブに問題が発生しそうなのかを、手遅れになる前に正確に把握したりといったことが可能になります。Asana を使えば、ゴール機能で目標をプロジェクトとポートフォリオに結びつけることで、進捗がリアルタイムで可視化されます。個別のプロジェクトの「進捗」タブやポートフォリオからもゴールにアクセスして確認できるため、戦略的イニシアチブに対するチームの進捗の全体像を俯瞰することもできます。
目標設定のベストプラクティスをお探しですか？デジタルブック「Asana の OKR 作戦ブック」をダウンロードして、会社のミッションに大きなインパクトを与える一歩を今すぐ踏み出しましょう。
以前は、多くの会社と同じく、私たちもスプレッドシートで目標を管理していました。しかし、リアルタイムの進捗状況の確認や、リスクの主体的な把握ができないという問題を抱えていました。今は Asana のゴールを使って、業務と同時並行で四半期ごとの目標を追跡できるため、会社として足並みを揃え、仕事を順調に進めることができています”
チームに目的意識を持たせ、エンゲージメントを高める
調査によって、自分たちが会社の目標にどう貢献しているかを明確に把握すると、チームの仕事へのエンゲージメントが倍増することがわかっています。ゴールを使うことで、あらゆるチームのメンバー全員が、それぞれの業務が会社全体の目標にどう貢献しているのか、特定の仕事が優先されるのはなぜか、最終的にそうした仕事が会社のミッションにどんなインパクトを及ぼすかを見ることができます。また、チームリーダーも、より簡単に個々のチームメンバーの仕事を確認し、問題が起きる前に軌道修正することで、目標達成のサポートをより頻繁に行うことができます。こうして、チームに前向きな目的意識が生まれ、仕事に最善を尽くそうというモチベーションが高まることで、結果として「攻め」の目標達成が実現するのです。ゴールを使って会社全体の足並みを揃えるコツをもっと見るには、Asana ガイドをご覧ください。
今すぐ「ゴール」を活用する
チームが会社のミッションや目標、そして自分の仕事がそれらにどう貢献するかを明確に把握すれば、画期的な成果を達成できるでしょう。Asana のゴールを使って目標を設定、追跡、管理することによって組織にもたらされる効果の大きさを、ご自身でぜひ、お確かめください。こちらからデモのリクエストができます。また、Business の無料トライアルに登録して、今すぐゴールを使ってみましょう。
