これまで、マーケティングチームやクリエイティブチームは膨大な数のテクノロジーソリューションを使って、さまざまなチャネルを使用した広告やコンテンツの提供からデジタルパフォーマンスの追跡や最適化まで、あらゆることを行ってきました。実際、マーケターが現在選ぶことができるツールは 7,000 種類近くあります。しかし、こうしたツールの大部分は配布に重点を置いたものであるのに対して、マーケターが最も時間を費やしているのはそのステップの前に発生する仕事、つまり計画、作成、レビュー、承認です。マーケティングプロセス全体を管理する方法がなければ、チームメンバーが重要な期限やマイルストーンを見落としかねず、計画が順調に進みません。またリーダーたちも仕事の進捗や現状をまったく把握することができません。
今日、Asana はここに 5 つの新機能と統合を発表いたします。これは、マーケティングとクリエイティブプロセス全体を運営するためのエンドツーエンドソリューションをチームに提供することを念頭に設計されたものです。世界有数のトップブランドである InVision、Stance などはすでに Asana でマーケティングとクリエイティブの仕事を管理しています。フォーム、構成、承認ワークフローに加えて Adobe Creative Cloud および Litmus との統合が追加されたことで、マーケティングチームやクリエイティブチームが Asana を使ってどんなことを成し遂げていくのか、とても楽しみにしています。
マーケティングチームおよびクリエイティブチーム向けの Asana の新機能と統合、そしてカスタムフィールドやタイムライン、ポートフォリオなどの既存機能を活用することで、重要なプロジェクトやプログラムのを最初から最後まですべて 1 か所で管理することができます。たとえば
マーケティング戦略とその実施
クリエイティブ制作
キャンペーン管理
製品リリース
イベント管理
投稿カレンダー
優れたマーケティングキャンペーンやリリース、イベントの裏には、いくつもの提出物やクリエイティブアセットがあります。しかし、適切に着手しなければ、必要な情報の追跡にチームの時間が奪われ仕事を予定通りに終わらせることができなくなってしまいます。
フォームの登場により、仕事への着手がさらに簡単になりました。プロジェクトにフォームを追加するだけで、優先度やマーケティングチャネルなどの詳細を入力するカスタムフィールドも含め、必要なすべての情報を事前に取得できるのです。フォームは、社内のマーケターから社外のエージェンシーパートナーやベンダーまで、誰とでも (Asana ユーザー以外でも) 共有することができます。このため、チームはキャンペーンや製品リリース、イベント、投稿カレンダーなどの仕事を簡単にリクエストできます。
送信された各フォームは、新規タスクとしてプロジェクトに追加されます。これは自動的にプロジェクトオーナーに割り当てられるため、見落としが発生することはありません。その後、関係者をフォロワーとして個々のタスクに追加すれば、全員が仕事の進捗を把握できます。
仕事に着手したら、タイムラインを使ってプロジェクトを綿密に計画します。イベントの運営や新製品のリリース、またはキャンペーンの管理など、あらゆるプロジェクトで、タイムラインを使用すると計画の全体像を簡単に把握し、問題が発生する前にタイミングを調整することができます。タイムラインがあれば、確実にプロジェクトを計画通り、予算通りに開始できます。
チームでアセットや提出物の制作に着手したら、次のステップは関係者からフィードバックをもらうことです。校正機能が導入された Asana では、このプロセスが今まで以上に簡単になりました。デスクトップまたはモバイルでタスクから画像を開くと、フィードバックを追加するオプションが表示されます。画像の特定の場所をクリックすれば、その部分に関するフィードバックを残せるのです。フィードバックはサブタスクとして追加され、画像をアップロードした人に割り当てられます。何度もレビューミーティングを開いたり、変更されるごとに内容が追加されていく長いメールスレッドを送受信する代わりに、実行可能で具体的なフィードバックを Asana から直接提供し、次のステップを追跡することで確実にフィードバックを反映することができます。
複数のアセットや提出物に取り組んでいるときは、承認済みかどうかわからないものがあると遅延や障害の原因となる場合があります。しかし、カスタムフィールドの通知があれば、状況は様変わり。「承認ステージ」カスタムフィールドをプロジェクトに追加し、その通知を有効にすることで、プロセスの各ステージを追跡できます。タスクが新しいステージに移ったら通知が送信されるため、関係者全員が仕事のステータスに対して共通認識を持ち、確認待ちや変更待ちのために時間を無駄にする人はいなくなります。
通常、マーケティングチームが取り組むキャンペーンやイベント、コンテンツ提出物、製品リリースは、優に数十件にのぼります。ポートフォリオを使って進捗をモニタリングすれば、マーケティングリーダーはすべてのプログラムやプロジェクトの計画、管理、実行を確実に成功させることができます。
本日の発表には、新機能に加えて、Adobe Creative Cloud および Litmus との新たな統合も含まれます。既存の Dropbox、Slack、GSuite の統合と同様、今回の統合を利用すれば、マーケティングやクリエイティブのすべての仕事を Asana でさらに簡単に管理できるようになります。
Asana for Adobe Creative Cloud があれば、デザイナーは重要な詳細の追跡や更新の伝達にかける時間を減らし、実務にたっぷり時間をかけることができます。Photoshop CC、Illustrator CC、または InDesign CC をお使いの場合、直接新しいタスクの確認やデザインファイルの共有、Asana で提供されたフィードバックの反映行うことができます。
メールをマーケティングチャネルとして使用しオーディエンスにリーチしている場合は、新しい Litmus の統合を使うことでメール作成とテストワークフローを簡単に管理し、完璧なメールキャンペーンを実施することができます。Litmus Checklist を Asana に同期することで、次のニュースレターを送信する前に壊れたリンクや画像を確実に特定できます。
Asana をご利用のマーケティングチームやクリエイティブチームの皆様が、ますます仕事の成果を上げることができることに大変な喜びを覚えています。すでに Asana Business をご利用のお客様は、フォーム、校正、承認ワークフロー、Adobe Creative Cloud および Litmus の統合を今すぐお使いいただけます。まだ Asana Business をご利用でない場合は、無料でお試しいただくか、セールスチームにお問い合わせいただき詳細をご確認ください。