Asana では、従業員の個人としての成長、そして仕事での成長を積極的にサポートしています。Asana は、成長を可能にするフレームワーク、福利厚生、文化を提供することが、キャリアの成長をサポートする最善の方法だと考えています。そして、成長までの道のりは従業員に任せられます。
成長は直線的に起こるものではありませんが、だからといって軽視はできません。「仕事の解剖学」インデックス 2021 によると、世界中の従業員が個人的および専門的に充実した仕事を望んでいます。世界のナレッジワーカーの 2021年の目標第 1 位はキャリアアップ、続いて第 2 位は仕事での自信を持つことでした。
その目標を達成するため、Asana のリーダーたちにどんな経験によって彼らのキャリアの軌跡が形作られたのか聞きました。キャリアの中で最も重要となった瞬間や、個人的、専門的な成長を感じたとき、仕事が次のレベルへと上がったときの話を聞いてみましょう。
「2021年、私は成長という価値基準を追求している」
Kayla Vatalaro、人材獲得部門、ソーシャルインパクト部門、非営利団体部門長、サンフランシスコ: 「今年の初めに、私は自分の価値基準をいくつか挙げ、毎日もっと意識的に実践できるようにしました。私にとって一番の価値基準は成長でした。私個人の成長もそうですが、他人の成長に気づき、それをサポートすることも含めてです。Asana でも自分のコミュニティでも同様です。
人材獲得、ソーシャルインパクト、非営利団体部門長として、私は会社の学習と長期的な変革をリードすることに尽力しています。私は自分に問いかけています。『この成長の価値基準を実践することが、どのようにして黒人コミュニティの地位向上の助けとなるのか？』『私の Asana での役割が、どのようにして会社を変革させる力となり、他の組織が真の意味で従業員のモチベーションを高めて活躍させられるモデルケースとなれるのか？』
まず採用関係の仕事について、Asana では雇用と昇進に関する慣行について詳しく評価し、偏見のある箇所とそれを取り除く方法を特定します。エントリーレベルの役職の一番の候補者枠として、従来とは異なる背景を持つ個人を対象とする実習生プログラムを活用し、順応する圧力を生むような文化ではなく、
全体的な不平等性 を積極的に排除していく文化を育てていきたいと思っています。
会社の目標の一つをリードする存在として、私は哲学的意図を超えて説明責任を推進し、具体的な多様性、公平性、包括性の OKR を自分を含む企業のリーダーに割り当てることで、測定可能な結果に焦点を合わせます。
ERG のスポンサーおよびメンバーとして、私は社会から取り残されたコミュニティが直面している問題や抑圧について耳を傾け、自分自身を教育する責任を負うことを約束します。ERG コミュニティ同士の団結のために、メンターシップ、機密スペース、フォーラムを提供します。
ソーシャルインパクトの仕事では、イノベーション、創造性、多様性、人間性の類似点を示すような、革新的なアプローチを心がけます。ソーシャルインパクトとコミュニティへの投資を積極的に DEI (Diversity, Equality and Inclusion) 戦略と整合させることで、サービスの行き届いていないコミュニティのサポートを優先し、機会格差に対処したいと思います。
多くの企業が差別に立ち向かうと宣言していますが、決意だけでは机上の空論に終わってしまう恐れもあります。2021年、私は成長という価値基準に重きを置き、堅実さを保ちながら変化のアジェンダに集中したいと思っています。」
「最初から、自分がどれだけ評価されていて、自分がどれだけのインパクトを与えられるのかわかりました」
Beth Toland、エクスペリエンスリサーチ部長、サンフランシスコ: 私の Asana でのキャリアにおける最も決定的な要素は、企業文化と、Areas of Responsibility (責任範囲) システム、そして幹部チームでした。これらすべてへの信頼が、私のキャリアをここまで成長させたのです。私は Asana では何度もリスクを負ってきましたが、そうできたのはコラボレーション、サポート、リスクへの挑戦の文化を築いてきた世界レベルのリーダーたちの助けがあってこそです。
Asana の従業員ひとりひとりがインパクトの大きな仕事を成し遂げられる背景には、信頼と透明性の文化を守る幹部チームの存在があります。7 年前に入社したとき、共同創設者の Justin Rosenstein とデザインのレビューや検討を行っていたことは忘れません。アイデアやスケッチ、コンセプト、調査結果を持ち寄ってチームで話し合いました。Justin は毎回、チームの意見や顧客の洞察に興味を持つだけでなく、自分の意見に反する意見を積極的に求めていました。
共同創設者兼 CEO の Dustin Moskovitz は、実際に自分とは異なる意見を求めるような優れたリーダーの採用を優先しています。それが、私が Asana のリーダーに関して気づいたことです。彼らは皆手本となって導き、リーダーに求められる開放性や好奇心、厳格さを示しているのです。私は入社してすぐ、自分がどれだけ評価されていて、自分がどれだけのインパクトを与えられるのかわかりました。」
「キャリアのどんな段階でも、成長は非常に重要です」
Niranjan Ravichandran、エンジニアリングマネージャー & サイトリーダー、バンクーバー: 「私はいつも Asana 内のキャリアの流動性、メンターシップ、マネージャーサポートに感心しています。キャリアのどんな段階でも、成長は非常に重要です。私はもともとモバイルアプリ開発のために、個人の協力者として Asana に参加しました。最近の個人的な成長は、新しい製品開発オフィスの設立とその指揮をとるために、バンクーバーに引っ越してきたことです。サイトリーダーとして、現場の製品開発の取り組みに加えて、部門を問わずチームの指揮をとり、バンクーバーで Asana の新たな拠点を拡大する責任を負っています。
多くの決定がそうであるように、新しいオフィスの場所選びにもいくつかのトレードオフが伴いました。この場所の大きな利点は、新たな人材市場と物流ルートを開拓できる点でした。しかしそのために私は未知の領域へと踏み出し、どうすればオフィスの特色を生み出せるか理解し、Asana の価値観に合ったローカルのオフィス文化を創り、優れた人材を引きつけて採用し、ローカルチームを拡大していく必要がありました。私はマネージャーに、100% の責任を負ってこの未知の変革に取り組み、学習し、新しいことを試し、目標に向けて反復していくことを強く勧められました。」
「自分のキャリアの中で最大かつ最も徹底的な製品ビジョンに取り組みました」
Catt Small、製品デザイナー、ニューヨーク: 「7 月に Asana のゴール機能がリリースされて以来、私のチームには短期的な改善のロードマップはありましたが、長期的なビジョンについてはそれほど時間を割いていませんでした。そこで私たちは、ゴール機能の将来的なビジョンを共同で作成し、発表することにしました。それは社内の多くの関係者を巻き込み、内容が固まるまでに 3 か月を要した野心的な取り組みでした。私は Asana を使用してゴールのプロダクトマネージャーやユーザーエクスペリエンス分析パートナー、その他のデザイナーたちとコラボレーションを行いながら、プロジェクトの計画と実行を行いました。
私たちの仕事は、信じられないほど徹底的でしたが、シンプルでもありした。私たちは共に、簡潔さと深さのバランスの取り方を学びました。この 2 年間の製品ビジョンは、私がこれまでデザインした中でも最大かつ最も徹底的なもので、経営陣も発表の内容に大変沸き立っていたようでした。
私のスキルを伸ばす機会と、きちんと成し遂げるために与えられた時間、そして深い思いやりを持った協力的なチームメイトに感謝しています。”
大きなプロジェクトを小さく分割して納品し、コンテンツの量よりも高品質な体験を優先するために、協力者を引き込むことの重要さを学びました。私は、Asana のミッションとはチームが最大限の仕事をし、世界に影響を与えるために必要な明確性と焦点を提供することだと考えています。そして、私たちはまさにそれを達成することができました。」
「自分を居心地のよい場所から押し出して、予想もしなかったようなスキルを得る機会となりました。」
Jack Hanratty、EMEA 新規ビジネスおよびコマーシャルセールス部門長、ダブリン:「2 年前に Asana に入社しようと思った要因はたくさんありました。主な目的は、学習すること、成長すること、そして価値を高めることでした。私は最終目的地について考え、そこから逆算して働くことが重要だと考えています。そうすることで、特定の期間に伸ばしたいスキルを計画でき、やる気も上がります。私の最終目標は、人材を育て、お客様を喜ばせることで EMEA のセールスチームが成長し、大きな成果を挙げることでした。
私は可能性を見込んで雇われました。私が Asana で働き始めたとき、EMEA 全体で複数のセールスチームを構築するという機会を与えられました。そんなことは、これまでのキャリアでやったことがありませんでした。それはゼロから何かを作るという刺激的な機会であり、Asana にいるだけで仕事における成長スピードが 10 年分加速したように感じました。
地域全体の戦略を立てるためには、市場進出 (GTM) 計画作成にまつわる戦略的目標の策定に真剣に取り組む必要がありました。どの地域に、どういう理由で投資するのか？いつどこで雇うのか？どうすれば新しい人材や既存の人材を最大限に生かし、成長させられるのか？この取り組みの過程で、私は予想もしなかったような地域やチームとコラボレーションすることになりました。まさに、自分をコンフォートゾーンから押し出し、予想もしなかったようなスキルを学ぶ機会となりました。
最後に、私は 2020年に 2 人目の子の父親となりました。素晴らしい育児休暇プログラムがもたらしてくれた個人的成長についても認めざるを得ません。このプログラムのおかげで息子や家族との時間を過ごすことができ、そこから私がなぜこの仕事をしているのか、新しい見方を得ることができました。Asana には感謝の気持ちでいっぱいです。」
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